超音波検査士の学会は、規模が小さくても3000円、大きいものだと万単位と高額です。
でも学会内容が無料で学べるとなったらいかがでしょうか?
- 開催会場が遠方で参加できない
- オンデマンドの視聴締め切りが守れない
- 日々の疲れで文字が入ってこないけど勉強したい
そんな方たちに向けてまとめましたので参考にしてください。
結論
結論から言うと、超音波検査学会のeラーニングを利用すること、です。
こう言うと、「もう何年も更新されていない、もうすべて見終わった。」そう思う方も多いでしょう。
確かに、eラーニング自体は2016年から2018年が最も栄えており、基本的な学習内容はそれで網羅されているようにも思います。
ところが実際は、平均すると年に5本程度は新作が出ており、今年2026年に至っては臓器すら追加になっている領域もあるのです。
そして私が最も驚いたのは、超音波医学会の学術集会のビデオと同じ映像が使われているものがある、と言うことです。これ、無料で観れて良いんでしょうか…⁉(どれが該当動画なのかは後述しますね)
どんな内容が増えたか
学会所属者なら誰もが1度は一覧を見たことがあると思うので、2020年からの追加内容だけまとめておきます。
気になる内容があればぜひ行ってみてください。
・運動器領域(上肢付着部)…付着部炎の評価(関節炎などの観察法、評価法)
・泌尿器領域(陰嚢、精巣)…検査に必要な解剖の理解 / 急性陰嚢症 計2本
・循環器領域(心膜疾患)…収縮性心膜炎、心タンポナーデ、心膜欠損症
・血管領域(下肢静脈)…標準操作法
・循環器領域(二次性心筋症)…特定心筋症(たこつぼ、薬剤誘発性心筋症、心サルコ)
・婦人科領域…産婦人科症候、子宮疾患、卵巣疾患
・循環器領域(二次性心筋症)…左室肥大を呈する疾患
・腹部領域(胆嚢)…肝外胆管の描出や腫瘤性病変、炎症性疾患 計3本
・腹部領域(脾臓)…脾臓病変の超音波検査
・泌尿器領域(膀胱、前立腺)…泌尿器領域の疾患
・婦人科領域…超音波検査に関する講演 / ライブ 計2本
・検診領域…検診における超音波教育についての座談会 計2本
・循環器領域(二次性心筋症)…評価方法とその注意点
・腹部領域(消化管領域)…標準操作法 計3本
・腹部領域(肝臓)…肝硬度測定について ×4本
・循環器領域(大動脈弁逆流)…評価法とその注意点
・腹部領域(膵臓)…膵病変で気を付けるチェックポイント
意外と気になる内容も多いですよね。
特に脾臓と膵臓の動画は、学習レベル4(中級者~上級者向け)となっており、幅広い人に興味深い内容となっています。
流行っていた肝硬度関連も数本出ていますし、見終わったと思っている方も一度チェックしてみてください。
でも学術集会並みは言い過ぎじゃない?って人へ
「学術集会並みの内容です」と書くと、少し大げさに聞こえるかもしれません。
たしかに、学会のHPに掲載されているeラーニングなので、内容はかなり真面目です。学術集会では、ベテランの先生方が分かりやすく、時にはユーモアも交えながら講演されるので、そうしたライブ感まで含めれば、eラーニングとは少し違います。
ところが先日、私はある動画を見つけました。
なんと、先日参加した超音波医学会の学術集会で見た講演と、まったく同じスライドを使っているeラーニング動画があったのです。
もちろん音声はeラーニング用に変更されていて、学術集会の講演をそのまま配信しているわけではありません。それでも、スライドを見れば「あの講演だ」と分かるほど同じ内容でした。
すべてのeラーニングを見たわけでも、すべての学術集会に参加したわけでもないので、すべての講座がそうだとは言えません。
それでも、実際に学術集会で聴いた講演と同じ内容をeラーニングで学べることを知ってしまうと、「学術集会並み」という表現も、あながち大げさではないのでは?と思います。
まとめ
以上の事から私は、このeラーニングをおすすめしています。学会に足を運ばなくても、自分の好きな時間に学術集会レベルの講義をじっくり視聴できるのは、かなり魅力的だと思います。
学会に参加してみたいけれど、遠方でなかなか参加できない方や、まとまった勉強時間を確保するのが難しい方には、特におすすめです。
また、eラーニングなら、気になる講義だけを選んで、自分のペースで視聴できます。普段の業務で疑問に感じていることを深掘りしたり、苦手分野を勉強したりと、使い方もさまざまです。
「学会に参加するほどではないけれど、もう少し専門的に勉強したい」というときにも、ちょうどいい教材だと思います。
私自身、今後も気になる講義を見つけたら、仕事の合間に少しずつ活用していくつもりです。
私は動画より書籍派、という方へはこちら↓



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