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認定超音波検査士とは?受験資格・試験内容を経験者が解説【2026年】

認定超音波検査士 試験の概要 超音波検査士
認定超音波検査士 試験の概要

こんにちは。認定超音波検査士(循環器・消化器領域)を取得している臨床検査技師のおはるです。

エコー検査に少しずつ慣れてくると、「超音波検査士を取ってみようかな」と考える方も多いと思います。

ただ、認定超音波検査士は誰でもすぐに受験できる資格ではありません。学会の会員歴や推薦などの受験資格があり、筆記試験だけでなく症例レポートの準備も必要です。

この記事では、認定超音波検査士とはどんな資格なのか、受験資格や試験内容、受験を考えたときに早めに準備しておきたいことまで、実際に2領域を受験した経験をもとにまとめます。

2026年度(第41回)の試験日は11月29日です。これから受験を考えている方は、まず全体像を確認しておきましょう。

「認定超音波検査士」はかなりの人気資格!

超音波検査に携わる人は是非取っておきたいよね

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超音波検査士の合格率は?難易度は高い?

「超音波検査士の合格率はどのくらい?」と気になる方も多いと思います。

ただ、現在の日本超音波医学会の試験案内では、受験者全体の合格率は掲載されていません。そのため、「合格率○%だから簡単・難しい」と判断するのは難しい試験です。

一方、合否判定の基準は明確にされており、第41回超音波検査士認定試験では、症例審査・筆記試験のそれぞれで60%以上を取ることが合格条件となっています。

実際に受験して感じたのは、筆記試験の勉強だけをすればいい資格ではないということ。受験資格を満たしたうえで症例を準備し、レポートを作成する必要があるため、試験当日よりもかなり前から準備が始まります。

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認定超音波検査士 って何?

日本超音波医学会が実施している資格制度で、認定は臨床領域別に分けられます。
臨床領域は、体表臓器、循環器、消化器、泌尿器、産婦人科、健診、血管の7つです。1回の試験につき、1つの臨床領域を受験出来ます。

また、資格の維持のために5年ごとに更新を行う必要があります。

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資格を取るメリット・デメリットは?

メリットは、なんと言っても一人前の超音波技士としての証明が出来ること!
手当が出ることもありますし転職にも有利です。自信にも繋がるので気持ちの上で働きやすくなります。

加えて試験に向けて勉強すること事態も知識アップに繋がりますし、もし不合格でもランクが分かるので、受けて損はないと思います。

デメリットは、資格の維持にお金がかかることです。
受験条件の学会会員費が3年で2万1千円、受験費が約2万円、合格後の登録で5千円、加えて5年ごと必要となる更新手続きにもお金がかかります。

更新に直接的にお金が必要というよりは、5年間の学会参加証明が必要になるため、学会の参加資金が必要となります。学会よりますが、必要点数を得るには参加費だけで2万円はかかってくるので、先の長い技師人生を考えると出費が気になる方もいるかもしれません。

オンライン参加が可能な学会も増えているよ。

上手に活用しよう!

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認定超音波検査士の受験資格は?

認定超音波検査士は、誰でもすぐに受験できる資格ではありません。

日本超音波医学会では、主な受験資格として以下の条件を定めています。

  • 日本国の看護師・准看護師・臨床検査技師・診療放射線技師のいずれかの免許を持っている
  • 受験年度の9月1日までに、日本超音波医学会または日本超音波検査学会で3年以上継続した会員歴がある
  • 日本超音波医学会認定の超音波専門医または指導検査士から推薦を受けられる

2026年度の第41回試験を受験する場合は、2023年9月1日までの入会が必要です。

「いつか超音波検査士を受けたい」と考えている方は、試験勉強よりも先に会員歴を確認しておくのがおすすめです。受験したいと思った年に入会しても、すぐには受験できないためです。

なお、受験資格や必要書類は変更される可能性があります。実際に受験するときは、必ず日本超音波医学会の最新情報を確認してください。

施設に、専門医も指導検査士もいない場合は?

同じ施設所属じゃなくても大丈夫!

書類審査のチェックやサインを近くの専門医にお願いすることになるかな?

または先輩が受験でお世話になった専門医がいるかもしれないよ、上司に確認してみよう。

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超音波検査士試験の形式と内容は?

2026年度(第41回)の超音波検査士認定試験は、以下の日程で実施されます。

  • オンライン申込:2026年5月11日~7月10日
  • 申請書類提出:2026年6月1日~7月31日
  • 筆記試験:2026年11月29日
  • 受験結果:2027年2月1日予定

申込期間と症例レポートなどの書類提出期間は同じではないので注意してください。

また、第41回試験から申請書類が変更されています。過去の書類をそのまま使わず、受験年度の公式情報を確認して準備しましょう。

  1. 書類審査:超音波検査実績
  2. マークシート方式による筆記試験:「臨床領域」および「医用超音波の基礎」
    (各35問出題、各解答時間70分)
    解答形式:A タイプ「5つの選択肢(a~e)から該当する1つを選ぶもの」
    X2タイプ「5つの選択肢(a~e)から該当する2つを選ぶもの」

半日で終わる試験じゃないんだ…

超音波検査士認定試験、全体の流れを説明します。
まず夏頃に書類審査として、レポートを20例(健診領域は10例)提出します。各領域ごとの指定疾患について、経験症例をレポートにしましょう。文章のみで無く、白黒またはカラー画像の添付と、シェーマが必要です。

次に秋ごろ、例年11月最終日曜日に筆記試験が行われます。
筆記試験は2科目で、1つは選んだ「臨床領域」もう1つは共通の「医用超音波の基礎」です。認定試験に合格すると、次の年に限り医用超音波のみ受験免除となります。

書類審査、筆記試験(臨床領域)、筆記試験(医用超音波)の全てで6割以上取れれば合格です。

合格すれば1科目免除だなんてありがたいよね

書類審査の結果は、筆記試験も含めすべての試験が終わってから分かるよ。

自信がなくても諦めないことが大事だよ~

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3年前から対策出来ることがあるってほんと?-経験者からのアドバイスー

知ってるよ~!

日本超音波医学会か日本超音波検査学会に3年前から入っておくんだよね!

それももちろん大事だね!

でも1番対策しておかないと困りがちなのは、書類審査なんだよ~

提出期間が1か月ある書類審査ですが、侮ってはなりません。
こちら、自分が検査したもののみが対象となるため希な対象症例を集めるのは病院によっては厳しいことも。つまり、1件1件の日常検査がかなり大切になってくるんです。

例えば泌尿器や腹部領域を受ける方、所見サインは動画でなく静止画でも明確に描出されていますか?
循環器領域や血管領域を受ける方、ガイドラインで推奨されている測定法は、ドプラ波形含めきれいな画像で残してありますか?

画像1枚につきシェーマを1枚描く必要があるので、少ない枚数で最大限に分かりやすい情報を詰め込む必要があります。
また、誤字脱字は大幅な減点対象となると記載されています。専門医にサインをお願いした後で誤字脱字を見つけた場合、再度書き直してサインをお願いしに行く必要があることも…。


また、年々レポートに記載すべき情報が増えています。ガイドラインを読み込むと、自施設では足りていない計測法などが分かることも。
良い症例がすぐに集まるものではないので、良い症例はメモして備え、事前に試しに書いてみるのも良いでしょう。

とにかく余裕をもって動こう!

備えを万全にして、安心して受験に挑んでくださいね

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受験を決めた方はこちらへ

循環器領域を受験する方は、まず試験の傾向を確認して、使う参考書・問題集を決めておくと勉強を進めやすくなります。
私が実際に使った教材は「認定超音波検査士(循環器)のおすすめ参考書・問題集5選」にまとめています。

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